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成人式

 夏はどうした、夏は。ある週刊誌を見ていたら、こんな文章が目に入ってきました。きょうは、まさに、「夏はどうした、夏は」といいたくなるほど涼しい日となりました。おそらく最高気温も25度までいかなかったのではないでしょうか。
 午前は、昨日に続いて盆礼で親戚まわり。とは言っても、時間の関係で、妻の実家へ行ってくるだけで精一杯。義父に「なんだ、もう帰るのか」といわれるほど、短時間の訪問となりました。
 妻の実家へ行くとき、車の窓を少し開けるだけで、冷房効果十分。それほど気温が下がったのですね。途中、笠島、鯨波などの海水浴場を通過しましたが、お客はさっぱりで、いつもの渋滞は全くと言ってよいほどおきていませんでした。
 午後2時から町の成人式がありました。今年の新成人は73人。例年、浴衣姿が4、5人あるのですが、やはり、この涼しさの影響でしょう、今年は一人だけでした。夏の成人式は、服装が多彩で、気楽に参加できる雰囲気があっていいですね。
 式そのものは、よその自治体と同じく、約30分でおわりました。ここ数年、定着しつつあるのが来賓者全員による一言ずつのお祝いの言葉。今年は、事前に準備してきた人が多く、個性あふれる言葉が続きました。
 トップバッターは教育委員長さん。21世紀の人口問題に触れ、「人口が減っていくのは日本だけ、ぜひみなさんからがんばっていただきたい」と、子づくりのすすめとも受け止められる発言で会場の緊張した雰囲気をやわらげてくださいました。
 次は議会の副議長。私よりも髪が薄くなっている副議長が、「みなさんはとても若々しく輝いて見えます。私も輝いています」と述べると、笑いがドッとおきました。
 このほかの発言は、
 「人がつくったレールに乗るのではなく、人間らしさを追求して」
 「自分を大切にするとともに、他人をおもいやる心を持ってください」
 「どんなに苦しいことがあっても、生きることを忘れないように」
 「帰ってくる場所があるのは幸せ。いつまでも自分が生まれたところを
  大切に」
 「私たちの生活を守るためにもたくさんの子どもを持ってください」
などでした。
 私のお祝いの言葉は、
 「カラオケに行った時に、私が必ず歌う歌は(森田公一の)『青春時代』。
  青春時代は、みなさんの年頃から死ぬまでが青春時代だと思っています。
  どんな出会いがあるか、いつもワクワクしながら生きています。ともに、
  がんばりましょう」
でした。事前に準備していた話は、「花は色、人はこころ」だったのですが、教育委員長さんと副議長の話を聞いて、すぐ変更しました。何でこういう話をしたのか、自分でもよく分かりません。なんでだろう、なんでだろう…。


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概要

2003年08月14日 00:00に投稿されたページです。

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