ようやく梅雨が明けたようですね。空の青さ、雲の白さが昨日までとはまったく違います。セミは前からポツポツ鳴いてはいましたが、きょうからは大合唱です。そうそう、もう赤とんぼが飛び始めました。さわやかな風も吹いています。おかげで、とても気持ちの良い一日でした。
この梅雨明けを誰よりも待ち望んでいたのは稲作農家の人たちだったのではないでしょうか。数日前から早稲品種である酒米・五百万石が穂を出しはじめていましたから、もし、昨日までの寒くて、日照不足の日がこれからも続くようであれば、10年前のような冷害が発生しかねない状況でした。まずは一安心です。
きょう、午前は東頸城郡牧村まで出かけてきました。来月下旬に行われる村議選の事前準備の手伝いが目的です。予定候補者の渡辺靖子さんは、ちょうど村民運動会に参加されていました。一周200メートルくらいの小さなグランドでは、玉入れ競争の真っ最中。大勢の村民がテントの中やトラックの周囲で声援をおくっていました。焼き鳥や焼きそばの売店まで出ていて、とてもいい感じの運動会でした。
牧村からの帰り道は、山越えをして、浦川原村へ抜け出る道を初めて通ってきました。途中、棚田が広がっている場所があって、カメラにおさめたくなるような美しさに圧倒されました。おそらく、県内では屈指の棚田風景だと思います。驚いたのは、棚田の土手草がきれいに刈ってあることでした。草刈機を使ったことのあるものでないとよくわかりませんが、草刈作業は稲作のなかでも最もきつい仕事です。
午後は、パソコンで資料整理をやり、その後、尾神岳まで出かけてきました。空気がとても澄んでいたので、尾神から日本海を望む写真を数枚撮りました。山から見える海の風景には、さまざまな思い出があり、近いうちに、このうちの1枚を使って写真付きエッセイを書きたいと考えています。